シネマノドン

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【ライビュレポ】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン全国大会 青学vs立海 後編【大千秋楽】

2020年2月16日開演、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン全国大会 青学vs立海 後編 大千秋楽ライブビューイングの感想をご紹介。

3rdシーズンの知識が全くない『にわかテニミュファン』の筆者ですが、それでもよければお読みください。
※批判的な文章は特にありません。むしろ絶賛しておりますw

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出典元:ミュージカル『テニスの王子様』公式サイト


筆者のテニプリに関するスペック

  • 原 作  最後まで読了※新テニは全然追えていません…
  • アニメ  地上波でリアルタイム観賞※OVAは未視聴
  • ゲーム  中学生時代に『SWEAT & TEARS 2』に激ハマり。学プリ、ドキサバは未プレイ。
  • テニミュ 1stは某動画サイトで軽く拝見。2ndは円盤で立海・四天宝寺・ドリライを観賞。
  • 推キャラ 四天宝寺中の部長、白石蔵ノ介。学校なら立海が一番好きです。





△参考用に貼り付けたのですが、高すぎて草

一番最初にハマったキッカケ

多感な小学校高学年時代に地上波アニメを観て、彼らのあまりのイケメンっぷりに一気にドはまり。
当時は自分の部屋にテニプリのポスターカレンダーを貼って毎日眺めるほどテニプリに熱中。
だが、数年で飽きてしまい別ジャンルへと浮気。

数か月前に突然の再熱

スマホアプリの『新テニスの王子様 RisingBeat(通称:テニラビ)』を気まぐれにインストールしてしまい一気に再熱。
リズムゲームは全く好きじゃないのですが、テニプリのキャラソンが懐かしくて懐かしくて;;
思い出補正って恐ろしいですね……
何気にカードの作画が凄く良くてビビる毎日。

今回ライビュ観ようと思った理由

同じく再熱した知人に誘われたからです。
内容やキャストについて予習は特にしていなかったのですが、初のライビュだったので当日までめちゃくちゃ楽しみにしていました。




ライブビューイングの感想

一言で言うと、めっちゃ良かったです。

全国大会立海戦を前編と後編に分けていると聞いて、最初は「なんで?」という気持ちだったのですが、観て納得しました。
素晴らしい脚本です。今まで以上に感動できるストーリーでした。

ライビュとしてのクオリティも完璧でした。カメラワークも文句無し!
色んなキャストを満遍なく映してくれましたし、ダンスや試合のシーンもとても観やすかったです。

上映時間が3時間近くあったので、途中15分程の休憩タイムもありました。
トイレ待ちしながら知人と「あのシーンよかったね!」と感想を言い合うのが地味に楽しかったです。

また、終演後は『ライビュ限定の特別映像(バクステ映像)』もありました。
オフのキャストさんの姿がとても可愛い&面白くて大満足の映像でした。

本当に行ってよかったと思っています。
誘ってくれた知人に感謝でいっぱいです。

以下、時系列に沿って思い出を綴っていきます。

開演30分前の映画館ベンチにて、やっとキャストについてググり始める

「いや、おせーよ」と言うツッコミはあると思いますが、お許しください。
思いのほか早く映画館に着いてしまい暇だったので、ポップコーンをムシャムシャと食べながら知人と公式サイトを閲覧しキャストチェックを行いました。


▽公式サイトの3rdキャスト一覧ページ
キャスト紹介 | ミュージカル『テニスの王子様』公式サイト


初見の印象は「あれ。今回のキャストさん、あまり(キャラに)似てないね」でした(失礼)

これは知人も言っていたのですが、公式サイトの宣材写真はマジで参考にならないです。
彼らは動いている姿が本番ですから。
なので今回も「たまたま写りが良くなかったんだろうな」程度に思っていましたw

その中でも「この人は原作のイメージに近い」と思ったのは下記5人。

  • 越前リョーマ阿久津仁愛さん=大きな目とキリっとした眉がリョーマにソックリ。
  • 乾 貞治竹ノ内大輔さん=髪型が歴代No.1のナチュラル感でリアルに居そうな乾先輩。
  • 亜久津 仁川上将大さん=『白菜ヘア』なのに物凄く似合っていて単純に凄い。
  • 幸村精市立石俊樹さん=鼻と口が幸村っぽい雰囲気。物凄く美形で色気がある。
  • 跡部景吾三浦宏規さん=歴代跡部と比べるとやや童顔。でも跡部って中三だからこれくらいが丁度良い。


そういえば、渡邊オサム役の碕 理人さんは2ndの忍足謙也役でしたよね。
見知った顔があると何故か安心しますw(今回の公演には出ていませんが)

ライバルズとのバトルが今まで以上に熱かった

前編で幸村以外の試合は既に終わっていますからね、尺が十分にありました。
リョーマの記憶喪失シーンは2nd同様さらっと終わりましたが、その後のライバルズとの打ち合いは物凄く長かったですw

伊武から始まり歴代のライバル達がリョーマとバトルを繰り広げて、最後は真田と跡部も登場。
一人一人ソロ曲もあって、見応えバッチリでした。

真田の『風林火陰山雷』のポーズがクオリティ高すぎてビックリしましたw
原作を読んでいてもどうやって打っているのか全く理解できなかったのですが、真田役の田鶴翔吾さんはそれを見事に再現していました(しかも違和感なくw)

あの訳わからん技を格好良く魅せることができるなんて……テニミュキャスト恐るべし。

一方のリョーマはライバルズとの打ち合いで、ずっとずっと走りっぱなしだったので阿久津仁愛さんの体力が心配になりました……
これから幸村とのバトルなのに大丈夫なのかねと。
でも最後まで歌もダンスも完璧にこなしていました。本当にあっぱれです。

このライバルズのシーンでは、途中で名曲『鎬を削る者達』も披露されます。
筆者はこの曲が本当に大好きで。
今回もサビの振付が最高に格好良くて、めちゃくちゃテンションが上がりました。

いよいよラストバトル『神の子』幸村の歌が上手すぎる

幸村役の立石俊樹さん以外のキャストも勿論みんなお上手だったのですが、彼は特に歌が上手かったなと思います。
ソロでの声の伸びが素晴らしくて。歌詞もとても聞き取りやすかったです(上に貼ったYouTubeのダイジェスト映像でも聴けます)

幸村って個人的には少し中性的なイメージがあるのですが、立石俊樹さんはまさに筆者が想像する幸村のイメージにピッタリでした。
顔が本当にお綺麗wガチで女性として通用する美しさがありました(褒めています)

勿論、王者立海としての『威厳』もバッチリ兼ね備えていましたよ。
立海全員が横一列に並ぶシーンは圧巻の格好良さ。センターに立つ幸村はまさにラスボスでしたw




感動の卒業式シーン!今回は立海の卒業式まで拝めます

ただでさえ、泣ける三年生の卒業式シーン。
いつもは青学メンバーの卒業式だけだったと思うのですが、なんと今回は立海の卒業式まで。

これは嬉しいサプライズw
立海もやってくれないかな~と思っていた矢先に始まったので鳥肌が立ちました。

青学と同じパターンで始まり、一人ずつ卒業証書を受け取ったあとにコンビで一言コメントを行うのですが、これがまたグッとくる発言ばかりでw
ブン太&ジャッカル仁王&柳生のターンは、観客の鼻をすする音が特に凄かったです。

私の隣に座っていた方は「推せる…」「やばい、しんどい」「もう駄目」と、ずっと呟いておりました。
きっとずっと前から3rdを応援していたのでしょう。寂しいよね、卒業って……

キャストの皆さんも涙目になっている人が多かったです。
大石・菊丸・乾・ブン太・ジャッカル・切原は完全に泣いていましたね。
こっちも貰い泣きしそうになりましたw(だが、こらえた)

ラストの部長挨拶、白石蔵ノ介のターンで爆笑の嵐

これは正直、観ないと伝わらないシュールな面白さなのですが、白石役の増子敦貴さんがとにかく天然で可愛かったですw
一字一句は覚えていませんが、ざっと流れを書いてみました。


ーーーーーーーーーーー

増子「~~~~感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございました!」

深く一礼し、全員が拍手を送る。増子さんが顔を上げ、会場が静まり返る。

増子「ありがとうございました(2回目)」

コントのようにずっこけるライバルズ。爆笑するキャストと観客。

ーーーーーーーーーーー


「さっきも言ったよね!?」「なんでまた言うの!?」と言う総ツッコミにキョトンとする増子さんがとても可愛くて和みましたwライビュ会場でも爆笑の嵐ですw

その前のコメントでも、

増子「ライバルズのメンバーの決起会に誘っていただいて。ライバルズじゃないのに凄く良くしてもらって……」

みたいな、やけに低姿勢(?)な発言をされていたのが本当に可愛かったですw
それまでずっと卒業で寂しい雰囲気だったのですが、この方のおかげで一気に空気が変わりました。
天然パワーって凄いですねw

今までの白石蔵ノ介役は、なんだかんだでしっかり者が多かったイメージなので、白石推しとしては今回新たな一面が見えてとても嬉しく思いました。

ライビュ限定の特別映像のわちゃわちゃ感が凄く良い

皆大好きバクステ映像ですw

ちゃんとキャスト全員映っていたと思います。
尺も結構ありました。
それまでとは打って変わって、みんな素の状態ではっちゃけていたのが凄く良かったです。

特に印象に残ったのは、下記3組です。


◎ゴールデンペアに担がれて宙ぶらりん状態の手塚国光
さっきまで無表情だった手塚が笑顔でふざけていましたw手塚は毎回がギャップが激しくて可愛いです。

◎赤也と仲良く登場し、流暢な同時通訳を始める柳蓮二
今回のライビュは台湾・香港でも上映していました。これは現地ファンからしたら凄く嬉しいですよね。

◎はしゃいでジャンプするリョーマを抱っこで軽々受け止める幸村精市
幸村…お前そんな綺麗な顔して実は男らしいんだな……正直一番萌えました。


いやー、本当に……凄く凄く良かったです。
もっかい観直したいですw

それまで真面目だった皆が一気にふざけ始めるのが最高に面白い。
バクステ映像って本当に神だと思います。

素晴らしいオマケを付けてくれた運営の皆様に感謝です。



最後に

「2.5次元ミュージカルなんて」とバカにする人も多いと思いますが【百聞は一見に如かず】です。
原作が好きな人は、是非とも一回は観てほしいなと思います。

歌もキャッチーで覚えやすいし、ストーリーも原作に忠実だし、最後は熱いし泣けるし、最高に面白いミュージカルです。

3rdシーズンは今回で終了なので(あとはドリライのみ)少し寂しい気持ちはありますが、テニミュというコンテンツは今後もずっと続いていくと思うので、これからも影ながら応援していきたいと思っています。

図々しい話ですが、遠方に住む者としては今後もライビュを続けてほしいなという気持ちです……
円盤で観るのと大きなスクリーンで観るのとでは、迫力と感動が大違いなので;;
多少値上がりしても全然観に行きます。それくらい価値がある作品でした。

最後に、テニミュキャストの皆様へ。
今まで本当にお疲れ様でした。
素晴らしい感動を届けてくれてありがとうございました。

以上、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン全国大会 青学vs立海 後編 大千秋楽ライブビューイングのレビューでした。

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