【シリーズ原点】ワイルド・スピード(2001)あらすじと感想【ワイスピ1】
2001年公開のカーアクション映画「ワイルド・スピード」のレビューをネタバレなしでご紹介。
おおまかなあらすじから、筆者の感想、良かったところ・悪かったところをわかりやすく解説。
この映画は「カーアクション」「日本車」「ストリートレース」「ヴィン・ディーゼル」「ポール・ウォーカー」これらが好きな人におすすめです。
作品情報
2001/10/20公開、106分、アメリカ、カーアクション
監督:ロブ・コーエン
製作:ニール・H・モリッツ
キャスト:ポール・ウォーカー、ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、リック・ユーン、チャド・リンドバーグ、ジョニー・ストロング、テッド・レヴィン、マット・シュルツ
Amazonプライム、U-NEXT、hulu、TSUTAYA TVで視聴可能
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
あらすじ
ストリートレースに大金を賭ける無謀な若者が夜な夜な集まるロサンゼルス。
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はその中でも一目置かれる凄腕のドライバーだった。
ある日、ブライアン(ポール・ウォーカー)と名乗る男がストリートレース場に現れ、車の所有権を賭けてドミニクに勝負を挑む。
レースは接戦となり最終的にドミニクが勝利したが、その後二人は仲良くなりブライアンはドミニクの仕事を手伝うことに。
徐々に打ち解けていく二人だったが、ブライアンの正体は潜入捜査を行っている刑事で……
レビュースコア(100点満点)
65点/100点
この映画を一言で表すと
極限までカスタムされたスポーツカーによるハイスピードカーアクション
映画の感想
記念すべきシリーズ第一作目。無印ワイルドスピード。
ロサンゼルスを舞台に『ドラッグレース(ゼロヨン)』に熱中するストリートレーサーを描いたカーアクション映画です。
監督は『トリプルX』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』を手掛けたロブ・コーエン。
2001年の作品なので、キャストが皆若いです。
ブライアンとドミニクが初々しくて可愛く見えます。
レース場に居るギャル達の髪型と服装は流石に時代を感じますねw
この頃ってミニスカブームでしたっけ?
でも、ミアとレティは古臭い感じもせず普通に綺麗だと思いました。
二人ともスタイル良いし、お顔も整っているので、何を着ても様になりますねw
車好き必見!懐かしのスポーツカーが多く登場
頭文字Dの世界が現実に!
当時人気だったスポーツカーが多数登場します。
以下、登場する車種をご紹介。
- トヨタ・スープラ = 終盤ブライアンが使用。
- 日産・スカイラインGT-R = レオンの愛車。
- 日産・240SX = レティの愛車。
- 日産・マキシマ = ヴィンスの愛車。
- ホンダ・インテグラ = ミアの愛車。
- マツダ・RX-7 = ドミニクの普段使い用?※出番は序盤のみ
- ダッジ・チャージャー = ドミニク父の愛車。※終盤ドミニクが使用
フォルムはどれも格好良い。
だが、ステッカーと塗装のセンスは今観るとかなりアカン。
THE・パリピ(DQN)。
\ 自宅のテレビで映画を観るなら /
アクションシーンがややバイオレンス
近年のワイスピと比べると、アクションの描写がかなりリアルでした。
ワイルドスピードシリーズで「怖っ!」って思ったのは何年ぶりだろう……
スタイリッシュなカーアクションに見慣れていたので、今作のバイオレンス感にビックリしましたw
「車かっけー!」「ブライアンかっけー!」というよりも「スピード出しすぎて怖い」という気持ちのほうが強かったです。
しかもけっこう痛そうなんですよねー……
仲間がワイヤーに絡まって身動き取れなくなったりとか。
助けたくても助けられないというハラハラ感が心臓に悪いですw
「カーアクションってあぶねーな」って再認識しました。
皆さんは真似しないように(できんわ)
現在と比べたらスケールは落ちるけど、やはり名作だった
舞台が『ロサンゼルスのとある町』のみで展開されるので、派手さ・スタイリッシュさはそんなにないです。
最近のワイスピはあちこち世界を飛び回っていますからね。
それと比べるとスケールが小さめかな?と感じました。
でも、ミニマムに収めたが故の面白さがあると思います。
ブライアンとドミニクの出会い、ミアとの恋愛模様など。
登場人物一人一人にちゃんと焦点が当たるので、青春映画のような良い雰囲気があります。
特にラストのゼロヨンではブライアンとドミニクの間に『男の友情』が芽生えた感じがしてとても熱かったです。
これって二人が互いを認めた瞬間ですよね。めっちゃシビれました。
そしてこのシーンが『スカイミッション』のラストに繋がるって思うと涙が出そうになります……;;
個人的に『スカイミッション』の後にこの一作目を観直すの凄くオススメですw
ファンは絶対グッとくるはず。
そして気持ちが高まり、またスカイミッションを観たくなるっていう(無限ループ)
それでは最後にこの映画の良かったところ、悪かったところを箇条書きで記載いたします。
評価まとめ
良かったところ
- 車の魅せ方が格好良い(特にエンジン音)
- 日本車スポーツカーが沢山出てくる
- テンポが良く、BGMもノリノリ
悪かったところ
- アクションがやや控えめ
- 車に興味がない人には良さがわかりにくい
- パリピな連中しか出てこない
車に貼ってる派手派手ステッカー。
あれを格好良いと思ってる皆が初々しくて可愛く思える。
以上、ワイルド・スピードのレビューでした。